センター長 田浦 保穂
センター長あいさつ
がんばれ 日本!
平成23年(2011)年3月11日午後発生したマグニチュード9.0という世界最大級の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々や動物に対しまして哀悼の意を表し、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。本センターも今後の復旧・復興などに可能な支援をさせていただきます。今も続く余震の中での行方不明者の捜索や避難生活、原発事故、生活再建への不安、その中での新年度のスタートなど、本当に大変な状況ですが、みんなで頑張りましょう!
山口大学動物医療センターは、臨床教育の場および西日本における動物医療の拠点センターとして、動物達の診断や治療および予防等を行いつつ、動物医療の将来を担う本学獣医学科学生や動物看護士および研修獣医師の研鑚の場として活動してきました。近年、犬や猫等の伴侶動物に対して実施される動物医療が果たす役割は、単に動物の病気を治すといった単純なものから大きく変わりつつあります。家庭で家族の一員として生活する動物、そしてその飼育者との精神的な強い絆は、現在の伴侶動物獣医療を考える上で極めて重要なキーワードであり、動物への愛情に根ざし、人医療と遜色のない高度な技術に裏打ちされた伴侶動物医療が、動物医療センターに要求されるものと考えております。
さらに、牛や豚、家禽等の産業動物医療は、牛海綿状脳症(BSE)や、昨年、宮崎県で発生・終息した口蹄疫(FMD)、今も日本各地に発生している高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)など、食の安心・安全の立場から、臨床および公衆衛生に携わる獣医師の果たす役割が再確認されました。FMDは韓国で多発していることから、西日本での防疫体制が重要であり、私達の先人が国に先駆けて設置した感染症予防獣医学の「志」も、教育病院として大切に継承したいと思っています。
動物診療の基本は、動物を中心とした、飼主⇔ホームドクター⇔二次診療病院等の連携や信頼関係および愛情・情熱だと思います。私達のセンターが、飼主やホームドクターに信頼されるような二次診療病院になれるよう日々努力していますので、今後ともご支援・ご鞭撻よろしくお願いします。以下、本センターの特徴を5つ列挙しました。
①西日本の動物医療の拠点を目指しています。センターは、地域に根ざした教育病院として、二次獣医療、獣医師の卒後継続教育、動物看護士の研修、地域社会の動物愛護運動との連携等、社会に開かれたセンターです。
②120年以上の歴史があります。2015(平成27)年に山口大学は、山口講堂創設から創基200周年を迎えます。山口大学獣医学科の前身は1883年(明治16年)です。本センターも今年で128年になります(沿革および概要欄を参照)
③臨床教育と学術研究も担います。動物診療とともに獣医学科学生や動物看護士の参加型臨床実習、大学院生の臨床教育、学術研究を目的とした教育研究病院としての側面もあります。
④施設やスタッフの充実に努力しています。1993年に日本で初めて動物診療施設としてMRIを導入するなど、常に高度な動物医療を提供することを意識し、法人化後も、家畜病院から動物医療センターへの改称・伴侶動物診療スペースの増改築・スタッフの増員等を行ってきました。最新型の放射線治療装置の導入案もあります。
⑤親切で高度な獣医療を目指しています。診療科は大きく外科系や内科系に分けていますが、その中に放射線科、繁殖科/産科を併置しております。本センターの目玉は、伴侶動物診療であり、脳神経疾患や腫瘍性疾患などの高度獣医療を実践するために診断・治療法の開発・研究を行っています。

田浦 保穂
中市 統三
谷 健二
板本 和仁(副センター長)
仲澤 宏
伊藤 良樹

奥田 優
腫瘍・消化器
・一般内科
水野 拓也
皮膚・免疫・アレルギー
・一般内科
馬場 健司
感染症・消化器・血液
・一般内科
平岡 博子
腫瘍・血液・細胞診
・一般内科

音井 威重
※ 繁殖科/産科での診療につきましては、
事前にお問い合わせ下さい。
- 和田 甲臣
- 土橋 英理
- 鈴木 知行
- 高倉 亜弓
- 佐藤 春菜
- 山下 朋子
- 片岡 佐和子
- 松平 茜
- 西田 愛
- 末永 恵子
- 長谷川 充
- 林 清美
- 村上 薫






