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研修医プログラム修了獣医師の声

研修医として働く中で得たもの

研修修了者 さいとう動物病院 斉藤武彦先生

研修修了者 さいとう動物病院 斉藤武彦先生

 皆様初めまして。獣医師の齋藤と申します。昨年の12月まで山口大学動物医療センターの研修医をしており、12月末で退職し、現在は3月の動物病院開業に向けて準備をしております。

 私は山口大学の外科学研究室出身で、卒業後大阪で4年半ほど代診をしておりました。もともと私は開業志望で一次診療を勉強するため勤務していたのですが、症例を二次診療施設に紹介することが時々あり、その病院を退職する1年ほど前から開業する前に二次診療施設に身を置いて勉強したいという思いが募っていくようになりました。二次診療施設の候補としては、まっさきに山口大学が頭に浮かびました。その理由は、山口大学は国立大学で最初にMRIを導入した大学であり、MRIやX線CTなどの高度医療設備を備えており、腫瘍性疾患、神経疾患、血液疾患などに造詣が深いこと、そして素晴らしい先輩方がおられたことが挙げられます。

 山口大学動物医療センターの研修医として働くことの醍醐味は、①それぞれの症例に対して適切な診断法や治療法を指導教員と相談し、飼い主様の納得のもとで決定し行う、といった、診療に対する環境が整った中で勉強することができるという事、②また診療の際に使用する医療設備はMRI、X線CT、Cアームなどの高度医療設備であり、それらを研修医が実際に使用することができることだと思います。しかし、私が最も驚かされたのは、教員、研修医、学生、看護師間の意思の疎通が円滑であり、病院のスタッフが1つのチームとしてうまく機能している事でした。私自身、同じ目標に向かって進む仲間たちと共に1年間仕事ができたことは、何にも代えることができない素晴らしい経験であったと思います。

 私は、山口大学動物医療センターの研修医として働く中で得た以上の有形無形の教えを胸に、これからも獣医療に精進して参ります。